7.EDの原因を知って治療を始めよう

EDの原因

日本人男性の4人に1人はEDの症状で悩んでいると言われています。
4分の1の高確率でED男性がいる中、自分がなぜEDになってしまったのか知っている人は少ないでしょう。

EDになる原因として大きく言われているのが次の4つです。

【EDの原因】
・心理的、精神的な理由で起こる心因性ED
・血管や神経の障害からくる器質性ED
・服用中の薬で起こる薬剤性ED
・心因性、器質性、薬剤性の原因が2つ以上重なった複合性ED

今回は、EDになる原因を紹介します。
自分がなぜEDになったのかを知ると、治療方法が見えてくるでしょう。
正しい治療を知って、すぐにED治療に取り掛かりましょう。

心因性ED

心因性EDとは、その名の通り精神的な原因で起こるEDのことです。
20~40代など若い世代に多いと言われています。

・パートナーとの問題
・会社でのストレス
・うつ病や統合失調症などの精神疾患
・幼少期のトラウマ

原因は人によってさまざまです。

EDを引き起こす可能性のある精神疾患は、うつ病・躁病・不安神経症・統合失調症などがあげられます。
特にうつ病は患者数が年々増加傾向にあります。
うつ症状があっても本人にうつ病である自覚がなく、専門の医療機関で診察していない人も多く存在します。
うつ症状のサインとして、性欲減退やEDの症状が出る場合もあります。

精神疾患が無くても、パートナーとの関係や会社でのストレスなどでEDの症状が出る場合もあります。
心配ごとがあったり自信を失う出来事があったりすると脳が性的興奮を覚えにくくなり勃起することができなくなってしまうのです。

心因性EDの治療法

心因性EDの治療方法は、ED治療薬を服用するかカウンセリングがあげられます。
性行為に対して不安が大きい場合やトラウマがある場合などは、ED治療薬での治療が効果的です。
治療薬によって性行為がうまくいく回数が増えると、それが自信へと繋がりその後はED治療薬が無くても症状が改善することが多くあります。

カウンセリングや心理療法は、時間をかけることによって根本的に症状が改善することがあります。
パートナーとの関係性に問題がある場合は、カップルでのカウンセリングを行ない問題点を洗い出しEDの症状を改善する方法もあります。

器質性ED

50代に多いと言われている原因です。
30代を過ぎると、加齢とともに血管が老化し動脈硬化が進んでしまいます。
動脈硬化になると血管が十分に拡がらず、血流が悪くなってしまうのです。
男性器にも血液が流れにくくなり、勃起力が落ちてしまいます。

特に高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病がある人は時に注意が必要。
生活習慣病は血管に負担がかかるため、動脈硬化が進行してしまう可能性があります。
喫煙や過度の飲酒も動脈硬化の原因になります。

器質性EDには外的手術や不慮の事故によって、脊髄損傷や血管の断裂によるものもあります。
中折れを起こしたり、完全に勃起できなくなったりと症状はさまざまです。
手術の際は、勃起への影響について担当医と十分に相談する必要があります。

器質性EDの治療方法

神経や血管の損傷が少ない場合は、ED治療薬の効果が期待できます。
手術や事故などで損傷が大きい場合でも、少しでも男性器が動いたり膨らむなどの反応がある場合は、ED治療薬を試してみてもいいでしょう。

内服薬で効果が出ない場合は、血管や神経が完全に断裂している可能性があります。
この場合は、ICI治療といって男性器へ直接注射する手術法があります。
薬剤を男性器に注入し強制的に勃起をさせる方法。
注射後、5~10分ほどで勃起が始まります。
持続時間は約3時間。
初回は担当医に注射をしてもらいますが、2回目からは注射の方法を教えてもらい自ら男性器に注射をする方法です。
自ら注射をするというと怖いと思う方がほとんどだと思いますが、慣れてしまえば簡単にできるようです。

薬剤性ED

普段から飲んでいる薬の副作用が原因で起きてしまう薬剤性ED。
・抗うつ剤や向精神薬、睡眠薬を服用している人
・高血圧の治療薬で降圧剤を服用している人
などは薬剤性EDになっている可能性があります。

薬剤性EDになりやすい薬は降圧剤や精神神経薬の他にホルモン剤、抗潰瘍薬、脂質異常症治療薬、アレルギー用剤、など。
それらを服用中の方は、かかりつけ医に相談してもいいでしょう。
薬を変えてもらうだけでEDの症状が改善されるかもしれません。

複合性ED

EDの原因は上記で紹介した器質性・心因性・薬剤性が2つ以上重なり起こる場合が多くあります。
薬剤性EDを発症して自信を無くし心因性EDと併発したり、加齢による動脈硬化を起こし器質性EDになり降圧剤で薬剤性EDを併発したり、原因はさまざまです。

なぜ自分がEDになったのか、原因を知ることで治療への近道になります。
わからないことがあれば、かかりつけ医に相談したり医療機関を受診することもオススメです。

EDで悩む男性の年齢層は幅広く、治療をしないと永遠とEDと付き合っていくことになります。
自分にあった治療法を見つけて、早期治療を始めましょう。